内田良平
内田良平(『内田良平詩集 みんな笑ってる』河出文庫、1984年4月) 文京区千駄木の路地裏に、谷根千「記憶の蔵」というイベントスペースがある。大正時代に建てられ、蔵のなかは地下室のように暗く、妖しい。その雰囲気を生かして、フィルムの上映会がときど…
前回のブログ(https://hamadakengo.hatenablog.jp/entry/2019/06/09/203130)で、内田良平(うちだ・りょうへい 1924~1984)のことに少しふれた。若いころは松竹で、その後は日活ニューアクション、東映やくざ映画、テレビ時代劇や刑事ドラマで、冷たく、…
好きな俳優の本でうれしいのは、役者仲間の逸話を読むこと。演技からは伺い知れない人物点描が興味ぶかい。 『脇役本』で取り上げた『内田良平のやさぐれ交遊録』(ちはら書房、1979年2月)は、まさにそんな本。苦みしばった俳優で、詩人でもあった内田良平…